最近ではしょうもないぼやきを書き付けるのに最適な場所として Twitter があるので、しょうもないぼやきを書き付けるためにそれまで使われていたこのブログは閑散としていますが、たまにはしょうもない近況報告でも書いておこうかと思います。
先月、立ち位置的にまたフリーランスに戻ったということがあり、この先数ヶ月の仕事を画策しているところですが、現時点での自分の興味の対象を興味の強い順に並べると、WordPress、ローカルサービス、DataPortability 関連のアプリケーション(OpenID とか OAuth)、Ruby on Rails、… ですが、2回の WordCamp 開催を経て日本でもそろそろいい頃合になってきている WordPress で、そろそろ本気でビジネス展開を考えてもいいんじゃないかな、と考えています。
先月末に Contact Form 7 1.10 をリリースしたんですが、直後に 1.10.0.1 を出したので多少の重複が含まれているとは思いますが、1日のダウンロード数が初めて1万回を超えました。今年に入ってほぼ月に1回のペースで新バージョンをリリースしていますが、出すたびにハイペースな右肩上がりを続けています。最近では Most Popular の5位以内を常時キープするまでになってきました。これには cforms II からの乗換えが多いという理由もあると思いますが、今まで使っていなかった人からも高い評価をもらっているようで、うれしいことだと思います。
ただあいかわらず寄付は少ないです。いろいろ工夫してみましたが寄付はあてにできないですね。他にビジネスモデルを考えないと。
今は、毎年この時期に開催されている WordPress のプラグインコンペに出すプラグインを作っていて、まだ詳細は明かせませんけど、自分的にはかなり自信があります。今回は本気で賞狙ってますよ。こいつは WordPress そのものの特性を90度転換する潜在力を秘めたプラグインです。
Twitter にも書いたんですが、2009年の後半6ヶ月の目標として、この他にいくつか考えています。まず2年くらい前から構想はあったけど実現していなかったショッピングカートプラグインの作成。基本的にはワールドワイド対応ですが、モジュール化することで日本の決済環境などにもフィットさせられるようにするつもりです。Contact Form 7 のときでもそうでしたが最初のバージョンをリリースしてから世の中に広く受け入れられるまでにだいたい2年くらいは必要と思います。2011年にショッピングカート付きのサイトを制作する人が WordPress とこのプラグインの組み合わせを真っ先に考えるくらいに育てたいと考えています。
もうひとつは、これも数年前からやりたいと思い続けていたことですが、オープンソースのアプリケーションを対象としたプロフェッショナルサポートサービスの立ち上げ。WordPress が念頭にありますが、こういったサービスの必要は他のプロジェクトにも共通すると思います。オープンソースのアプリケーションを使っている場合、無償のサポートフォーラムなどはありますが、ある程度込み入ったサポートニーズになってくると途端に回答が得られにくくなりがちです。これは無償ですから仕方のないことですが、ビジネスユースを考えている企業にとってもしもの時に頼れる相手がないことは大きな不安材料になります。オープンソースのプロジェクトが成長する過程でこのことは必ず課題になってくるので、この解決に焦点を合わせたサービスを実現したいということです。
1) それぞれのオープンソースソフトウェアについての専門知識と豊富な経験を備えたプロフェッショナルが自由に参加してサポート需要に応じられること(オープン性)。2) オープンソースの開発に携わる開発者やデザイナーやドキュメント制作者がそこで収入を得ることができ、それにより開発により多く時間を回すことができる環境を提供すること。3) そこで行われた回答やサポートの成果が可能な限りそのオープンソースプロジェクト全体に還元されること。プロフェッショナルサポートサービスではこの3つのことの実現を考えています。
それから、Contact Form 7 2.0 のリリースも今年中に行う予定です。2.0 系のポイントはモジュール化とプラガブル化です。コンタクトフォームの個々の部品(テキストフィールドとか CAPTCHA とか)をモジュールとして実装しなおし、またユーザーが独自のモジュールを作って組み込むことを容易にします。また WordPress のプラグイン API のフィルターやアクションフックを Contact Form 7 のコードに取り入れることで、サードパーティーの開発者が Contact Form 7 プラグインのためのプラグインを作ってコンタクトフォームの動作をカスタマイズできるようにします。これまで要望のあったデータベースへのフォーム入力の保存やフォーム入力の確認画面の実装なども、プラガブル化により Contact Form 7 コアのシンプルさを損なわない形で実現できるようになるはずです。
この他に、福岡で WordPress セミナーを開催する話などもありまして(まだ未定ですが)、当面は WordPress 関連の仕事を主にやっていきたいと考えています。WordPress を使った開発や、プラグインのカスタマイズ、オリジナルプラグイン作成、サポート、コンサルティング、セミナー、トレーニングの講師など、必要がありましたらお気軽にご相談ください。