6月から福岡に引っ越してきているわけですが、ここら辺の IC カード事情について少し書いておきます。関東の方では JR 東日本の Suica が以前から普及しており駅周辺やその他、さまざまな場所で使えるようにすでになっておりますが、九州の方では駅の改札で使える IC カードすらまだこれからという段階です。つい最近まで、帰省したときに Suica の話をしてもどういうものか理解してもらえませんでしたし、「東京の駅では携帯電話をかざすだけで改札を通れる」などと話そうものなら嘘つき呼ばわりされかねない感じだったのです。
福岡市とその周辺をカバーする主な交通網には JR 九州、西鉄(私鉄の西日本鉄道、電車とバス)、それから市営の地下鉄の3つがあるわけですが、それぞれ今年から2010年くらいにかけて IC カードを導入する予定のようです。
JR 九州は「SUGOCA (スゴカ)」を2009年春に導入予定。スゴカというのはこの辺の方言で「すごい」という意味です。乗車券と定期券の2種類の使い方ができて電子マネーとして買い物にも使えるようになるそうで、Suica と同じような感覚でしょうか。開始時の利用可能エリアが福岡県内の主要な JR 路線とその周辺のごく一部区間に限られているのが残念なところ。
西鉄は2008年5月から「nimoca」をサービス開始。最近ソラリアプラザで入会コーナーみたいなのを出して宣伝してるのを見ました。乗車、定期券と買い物に使えます。西鉄のバスにも使えるそうです。ただ、やはりまだ利用可能エリアが限定的で、どれくらいの人がこれを持ってメリットを得られるのかちょっと微妙な感じです。西鉄の電車とバスの全区間で使えるようになったらぜひ欲しいと思いますが。
福岡市営地下鉄は2009年春に「はやかけん」を導入予定。ネーミングといいデザインといいキャラクターといい、にじみでるチープ感で頭ひとつ抜けています。あんまり導入コストかけられる余裕なかったんだろうな。
うれしいニュースとしては、これら3カードと JR 東日本の Suica の相互利用が、2010年春から可能になるそうです。これが可能になると僕としてはとても助かります。
