有料サポートは糞だろうか? (2)

続きです。

# 年末からこの話題、PearWorks さんのところとリレーみたいに続いております。往復書簡? 交換日記? ほかの方の参戦も歓迎です。おお、アンケートもとられてますね。興味ある方(またはない方)、ぜひこちらのアンケートにご回答を。僕も結果知りたい。

前回、僕は一般性のある問題でないと助け合いの気持ちが生まれないんじゃないか、サポートの助けを得られないんじゃないかと書きました。一般性について言えば、一般性のある問題というのは割合としてどの程度あるものなのか、けっこう少ないんじゃないかという疑問があります。

こちらで指摘されているとおり、WordPress はたいていみなさんカスタマイズして使うもの。5分間インストールでプラグインなんかもじゃかじゃかあってとても簡単にカスタマイズできてしまうので、PHP、MySQL、Apache といった土台の知識がない人も枝道をずんずん分け入って独自の道を突き進んで行かれます。

平時はこれでよいとして、何かのはずみで動かなくなったときにハタと気がつき、そのときになってサポートに助けを求めても「そんなカスタマイズをしたのはあなたです。それはあなたの問題です」と突き放されて途方にくれる、というのは、けっこうよくあるんじゃないですか?

だから、一般性のある問題のみがサポートを有効に活用できる、という状況を肯定してしまうと、偏狭で一部しか満足できないサポートフォーラムができてしまう、というのは、必然的にそうなってしまうんじゃないかと僕は思うのです。

さて、話は変わりますが、有料サポートというかいわゆるプロフェッショナルなサポート提供、というのは WordPress に関して日本ではまだ聞きませんが、本国アメリカではけっこう活発にやられています。

  • 総本山の Automattic がサポートサービスを提供しています。年間定額制でベーシック($2,500)とプレミアム($5,000)の2コース。
  • 全米、全世界の WordPress コンサルタントの一覧
  • wp-pro メーリングリストでは $10 くらいのヘルプ依頼からフルタイムの求人までやり取りされています。
  • Automattic と MidOut が展開している jobs.wordpress.net ではフルタイムやプロジェクト単位でのプログラマーやデザイナーの求人広告が集められています。

こういったプロのサービス提供が、ボランティアによる無料のサポートと並存しているわけです。

ボランティアによるサポートのみがある場合と、プロによるサポートとの両方がある場合とで、何が違ってくるでしょうか。

通常はボランティアによるサポートを使うことにしていたとしても、こみいった話になってボランティアでは答えてくれなくなるかもしれません。でももしそうなったとしても、そのときにはプロに頼めばいい、そういう安心感が得られます。

この安心感というか保険みたいなものはビジネスユースではとくに意味の大きいものだというのは会社勤めされてる方には理解してもらえると思います。

WordPress を使いたいけどもしものときに対処しきれなくなりそうで…、そういう心配もいざという場合にはプロに頼れる安心感で少し軽くなるんじゃないでしょうか。

で、次回こそ僕自身の計画について書こうと思ってはいるんですけどね。

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