地域の商店やサービスの口コミ情報サイト Lopico

ローカルビジネスリスティングに CGM を導入するというアイデアはすでにありきたりのものになっていますが、実現する上で難しいのは、対象あたりのユーザの数が非常に限られるということです。

例えば飲食店の評判を口コミで集めるとして、一店舗あたりコメントを投稿する人数はせいぜい 1~2 人といったところでしょう。狭い地域を対象にすると必ず直面する問題ですが、そもそもの潜在参加者が、当然のことですが少なくなります。

ひとりでも書き込んでくれればいい方ですが、これはこれで問題があって、そのひとりの意見がまるで全体の総合意見のように見えてしまう場合があり、偏った情報になりがちです。偏った情報(場合によってはまったくの的外れな情報。これは別に例外的な話ではなくて、よくある口コミサイトに書き込む人というのはだいたい同じ人であることが多くて、それを趣味にしている人も多い。そういう人は一回お店に足を運んだだけで評価を下してしまうこともあって、その評価は他の人から見れば相当的外れかもしれないということ。口コミ評価を注意して見るとそういうのがかなり多いことに気付きます)が載るくらいならまったくないほうがいいんじゃないかとすら思います。

僕が考える方針というのはまず CGM を扱うなら第一に偏りを最小に抑えること。それからもし偏りがあるのなら、偏りがあることを明らかにわかるようにすべきだということです。どこの誰兵衛が書いたかわかった方がいいです。出所の定かでない情報があたかもみんなの意見であるかのように演出される口コミサイトは僕は有害だと思ってますし、ローカル情報に対しては特に有害だと思っています。

Lopico というのはオハイオ州のアクロンという町に住む J.D. Amer さんがひとりでやっている口コミ情報サイトらしいですが、

Web2.0の挑戦者たち:地域の商店やサービスの口コミ情報サイトLopico - CNET Japan

当時、すべてのサイトは星の数で評価する方式を使っており、ほとんどのものの評価は非常に高いか極端に低いかのどちらかでした。このランキングはわたしにとっては意味がありませんでした。レビュー方式のサイトには、非常に満足している人か非常に怒っている人の評価しか載っていない傾向がありました。

卓見だと思います。同志は海の向こうにいました。

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