WordPress のテンプレートとかプラグインとか編集する場合に、いままではホスティングの Linux サーバ上で Emacs + SKK とか使ってやってたんですが、これはどこでも使える方法でもなく、貧弱なエディタしか使えない環境で作業する場合にはいろいろ面倒になります。
かといってローカルの Windows PC 上で編集していちいち FTP でサーバにアップする、というのも、また面倒です。
とはいえ今まではそれで我慢していたんですが、少し前に Ruby on Rails をローカルの Windows に入れて試したときに、そこには HTTP サーバまで開発環境に同梱されていて、コーディングからテストまで全部ローカルでできてしまうことに感動して、PHP の WordPress でも同じようにしたいなあ、と、にわかに思い立ったわけです。
というわけで、手元の ThinkPad にいろいろとインストールしたのを忘れないうちにメモ。
構成
- Windows XP
- MySQL 4.1.16
- lighttpd 1.4.11
- PHP 4.4.2
- WordPress 2.0.2
MySQL は以前 Ruby on Rails を入れたときにインストール済み。ここを見ながら入れました。GUI フロントエンドの MySQL-Front は特に必要ないと思う。
HTTP サーバには Apache ではなく、今後扱う機会が増えそうな lighttpd を選びました。
以下、やったことの羅列ですが、思い出しながら書いてるので間違いもあるかもしれません。変なことを書いてたら教えて下さい。
lighttpd
lighttpd http://www.lighttpd.net
Windows 用のインストーラが公開されていたのでこれを使いました。
インストーラの指示に従ってインストールを済ますと、C:\lighttpd というディレクトリが作られます。サーバの起動、停止はスタートメニューから実行できます。
サーバの設定ファイルが C:\lighttpd/etc/lighttpd.conf に作られるので、必要なところを変更します。
ドキュメントルートのディレクトリ指定
server.document-root = “C:/lighttpd/htdocs/”
ポートの指定(デフォルトは 80番)
server.port = 3000
あとでもう少し変更を加えます。
PHP
公式サイトのダウンロードページから Windows 用のバイナリを取ってきます。zip パッケージ版とインストーラ版の2種類あるので zip パッケージ版を選びます。
(その先がリンク切れしてたのでほかを探したところ、同じものをここから入手できた。md5 のチェックぐらいは念のためしておく。)
zip パッケージを展開して C:\ に置きます(C:\php-4.4.2-Win32)。
この中に実行ファイルの php.exe が入っているので、このパス(C:\php-4.4.2-Win32) を環境変数の Path の末尾に追加 (コントロールパネル -> システム -> 詳細設定 -> 環境変数)。
C:\php-4.4.2-Win32 の中に php.ini-recommended というファイルがあるので、これを php.ini に名前変更。php.ini の中の一行を変更。
; cgi.fix_pathinfo=1
この行のコメントを外して有効化。
次に lighttpd の設定ファイル(C:\lighttpd/etc/lighttpd.conf) をもう一度開いて変更。PHP を CGI として使えるように設定します。
server.modules ブロックの中に mod_cgi の行があるので、コメントを外して有効化。
server.modules = (
..snip..
# “mod_userdir”,
“mod_cgi”,
# “mod_compress”,
次の行を追加
cgi.assign = ( “.php” => “C:\php-4.4.2-Win32\php.exe” )
(本当は mod_cgi ではなく mod_fastcgi を使いたかったが、Windows では PHP + FastCGI が動作しないらしいので断念。)
WordPress
WordPress http://wordpress.org
最新のリリースをダウンロードして lighttpd のドキュメントルート(C:\lighttpd\htdocs) 下に展開します。
先に MySQL で wordpress という名前でデータベースを作っておきます。
mysql> create database wordpress;
C:\lighttpd\htdocs\wordpress に移動して、wp-config-sample.php を wp-config.php に名前変更。それから wp-config.php を編集。
// ** MySQL settings ** //
define(‘DB_NAME’, ‘wordpress’); // The name of the database
define(‘DB_USER’, ”); // Your MySQL username
define(‘DB_PASSWORD’, ”); // …and password
define(‘DB_HOST’, ‘localhost’); // 99% chance you won’t need to change this value
データベースの情報を設定します。ユーザとパスワードの設定は必要に応じて。
これでおしまい。スタートメニューから lighttpd を起動して、http://localhost:3000/wordpress/ をブラウザで開きます。WordPress のインストール手順が示されるので指示に従って流されていけばインストール完了です。