こないだ Upcoming.org 買収したばっかりですけど、Yahoo! が Whereonearth というローカルサーチ関連の技術に強い会社を買収したとのこと。
結構古い会社で1995年創業です。検索クエリに含まれるロケーションに関連したフレーズから精度の高い経緯度情報を割り出したりとか、そういうアルゴリズムとデータに強みを持つ企業のようです。
「検索クエリの 15% 以上がロケーションに関係するもの」だという文言が Whereonearth のサイトに何度か登場しています。以前ほかのところでも同じような数字を見た記憶があるのですが、どこだったか忘れました。元ネタの調査資料とか見つかると、「ローカルサーチが熱いですよ」と主張するときの良い裏づけにできるんですが。
15% かどうかわかりませんがとにかくローカルな情報をウェブで探している人が多いのは事実だと思います。そこでウェブ上のローカルコンテンツはローカル広告の良い媒体になる、というのは今さら言わなくてもですが、コンテンツに広告を合わせるうえでの問題はロケーションの精度です。「東京」という曖昧なキーワードがあったらそれが「東京都」を指すのか「東京駅」を指すのかで対象範囲はまるで違ってきます。八重洲のラーメン店の広告を「西東京市」に関するコンテンツにマッチングさせたくないでしょう。その辺の精度を高める技術というのが今渇望されているんだと思います。
Whereonearth は全世界をカバーしているように書いてありますが、でもたぶん日本語には対応できないんじゃないかな。日本語に特化してこういうビジネスを始めたら結構うまく行くんじゃないでしょうか(>誰か)。
地理情報のメタデータの必要性も今後ますます高くなるでしょうね。うちも早く整備しないといけないな。
情報源
- Yahoo! Search blog: Yahoo! and Whereonearth Get More Relevant Together
- John Battelle’s Searchblog: Yahoo Buys WhereOnEarth
Update: なんだ、INTERNET Watch にもう出てたんだ…