栢野克己さんがドリームゲートで書いてるブログがキレまくってておもろい。
「先日もベンチャーが30社集まって盛況でエンジェルから1500万円?出資が集まった」とかなんとか言っていた。そして「どうも最近のベンチャーは甘い」とか何とか。バカが。お前のような日銀とか役所とかマネーの虎とかに寄ってくる奴らはベンチャーでも何でもない。そんなところに頼ろうという姿勢からして失格。バカが。
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さて、ここから書くことは前段と特に関係はないです。最近よく思うのは、ベンチャーのスタートアップの零細企業はどう戦う(生き延びる?)べきかということですが、私がひとりでやっている 有限会社ご近所マップ は資本金300万円で、私の 100% 出資ということになっています。戦力は私一人だけで、この仕事を始めるに当たって経験もなければ知名度もありません。丸腰で未踏のジャングルに分け入っています。一般には「無謀」というジャンルに入れられます。
起業観、と言い換えた方がいいかもしれません。ベンチャーで独立するというのはどういうことなのか。無謀でも何でも飛び込んでみて、イイならイイ、ダメならダメ、やってみないと結果はわからない、と私自身は思っています。10 やって 1 成功するかどうか。でもそういうものでしょ。と私は思っている。
一方では、ベンチャーでも何でもビジネスは緻密な計画に基づいて実行されなければならない、成功の可能性が計算できない限り実行するべきではない、という考え方もありますよね。私は、そりゃそうだと思う。その方が安心だ。
でも現実に即して考えてみれば、そんなにカッチリした計画なんて立てようがないってことに気付くんですよ。計画を立てるためには現状を見極めるための情報が必要だ。将来を見極める予測が必要だ。これに細かな数字を付けてやれば何となく緻密な計画を立案したような気になる。「緻密なビジネスプラン」だの「磐石のビジネスモデル」そういうのを手にした気分になる。
ビジネス書に書いてあるのはだいたいこういう事が多いですよね。計画を立てろ、数字を示せ。私もそういう本はたくさん読んだし、その時はそうだと思った。でも今現実の中にいて、どうだかなあと思う。あれは何だったのかなあ、と思います。
計画がちゃらんぽらんでもいいなんて言っている訳じゃないですよ。いいかげんな事をやられたら周りが迷惑する。もちろんそんなことを言っているんじゃない。
ただ、一度計画を立てたぐらいでそれをアテにしていられるほど、固い地盤の上には私は居ませんよ、ということを申し上げたい。
計画を立てるにはまず現状認識から。現状を認識するには情報が必要です。情報を得るのにちょっとジャブかまして済ませられると考えている方が良くいますが、本当に意味のある情報を得るためには捨て身のぶちかましが必要なんです。
たとえば 300万のうちの 10万を調査に当てなさい、みたいなことをしたり顔で言ってくる人も中にはいますが、10万で何ができる? やってみればすぐわかるでしょうが。ちょっとアンケート取って得られたデータをアテにできるか?
それから、現状を知るだけではなく将来を予測しなくてはならない。将来は本当に予測できるのか? エスパーでもなければ無理でしょう。
たとえば私。Google や Yahoo! なんかがローカルサービスに注力しているのは去年の秋頃から知っていたし、それを見込んで作戦を考えた。おそらく今年の末ごろには日本でもローカルサービスを始めるだろうと考えて、じゃあ Google にできないことは何だろう、ということを頭に置いて計画を練っていた。けれども、まさか地図サービスの API を一般公開して、誰もがゼンリンの地図を自由に表示・加工できるようになるとは思いもしなかった。どうしよう、こりゃだめか、とその時ほんのちょっと思いました。正直。
でもね、考えてみればこんなの序の口で、環境は日々激変しているのだから、こういうことは遅かれ早かれ起こっていたはずだし、今後も何度も見舞われるんでしょう。毎日変化が絶えず起きていて、私の会社も常に影響を受け続けている。
将来にわたって環境の変化を予測するなんて不可能です。大雑把にでもつかめればいいですが、でもひとつ考えて欲しいのは、大きな波だけ注意していればいいのは大きな船だけで、小さな船は小さな波でも転覆し得るということです。大雑把に掴めたからといってそれで計画を立てられるわけじゃない。その計画には意味はないよ。
それで私の(今のところの)結論、ベンチャーは今見えるわずかな情報を元に最善の作戦を立てるしか手がない。遠い将来の予測を立てて安心してちゃいけない。毎朝毎晩、自分の見える範囲で情勢を分析し、その度に深く悩み良く考え、今何をするべきか必死に考えないとダメだ。アテにならない数字を引っ張り出して、はた目には格好のいいビジネスプランをひけらかしている方がこれよりよっぽど楽なんだよ。だって計画にすがっていれば悩まずに済むんだから。
アテにならないとわかっているモノをアテにするのが一番よくない。
何億も集めて何十人も雇って始めるというのなら話は別かもしれない。規模が大きいほど環境変化に耐性がつくから(実際どうか知りませんよ)。大きな企業が計画を立てれば、それが環境の側に与える影響も大きいことになる。極小企業じゃ蚊の羽音にもならんけどね。
スタートアップで、ベンチャー、零細、小さい陣容で始めようって話なら、ハナからあなたはゲリラだ。見通しの利かない山岳地帯で目の前の敵に向かわないといけない。ゲリラ戦の作戦を決めるのに数個師団を動かすような話を持ち出してどうする? そういうことでしょ。
ゲリラだから、余計なことに意識をとらわれないで、自分の五感に意識を集中して状況把握に努めないといけない。目の前の客とか、身近なところに。知りもしない調査会社の出した資料よりも、今話をしている客の目の方がずっと意味がある。
でも志は高く。ゲリラだから。大ボラ吹きと言われても理想をしゃべりちらしていれば、どこかで理解者が得られるかもわからない。つまらないビジネスプランにだまされて集まる利口な100人より、志だけを信じるアホな1人の方が後々絶対頼りになると思うよ。
ベンチャーってそういうものだろう。
…
まだ書きたいことがたっぷりあるんですけど、あまりに脈絡がなくなってきたので、今日はこの辺で。またいつか懲りずに書き散らそうと思います。
おそらくこんな事を書いたら、あんまりいい反応は返ってこないんだろうな。三好はアホだと7割方感じているだろう。批判のネタには事欠かないでしょう。でもまあ、いいんじゃないか。わかってもらえるさ。いつかそんな日になる。僕ら何も間違ってない。もうすぐなんだ。
※ 最後のところは RC のパクリです。ごめんなさい。


One Comment
どうも!
偶然、拝見しました。
暴言をお許し下さい(笑)。
ま、人生は一度。
私も含め、評論家や大学教授や役所やお偉い先生の言うことの、反対をやれば成功しますよ(笑)。
非常識で生きましょう!!
頑張って下さい!